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46歳 女性 コロナ禍なのに、コミニュケーションが足りないワンマン職場(退職済み)

今日は46歳 広告業界 TETO さんのご紹介 ポンコツ職場です。

 

目次

Contents

突然の大幅減給。社長は、、、

・仕事の性格から、コロナ禍であろうが全員(通常通り)定時出勤という形態に変わりがないことはある程度予想できるがこれに対してなんの説明もない。それでいて感染するなの命令。

・予想はしていたが突然の大幅減給。せめて事前連絡できなかったのかと社長に尋ねると「察しろ」と逆ギレされる。 

・コロナ禍で仕事量が減ったことにより、初めて残業禁止命令が出たが、どうしても勤務時間内に終わらない案件があり、残業申請をすると「電気代がかかる」と逆ギレされる。※持ち帰りました。

年収1/3減。もう一緒に頑張れない

「突然の大幅減給にせめて事前連絡できなかったのかと社長に尋ねると「察しろ」と逆ギレ」されたときに退職・転職を決意。

元々キレやすかった社長の性格は、コロナ禍で仕事が減り、経営状態が悪くなったことで拍車がかかり、このあとも「仕事ないのに金あるわけないやろ」等、延々と怒鳴りちらしていた。
  
減給に関しては生活に関わることなので、事前に知らせるのが筋ではないだろうか?

「無いものを出せとは言わない。この状況だから申し訳ないが堪忍してほしい」
などの一言があれば、この時期を一緒に乗り越えようという気持ちになる。

何の連絡もなしに大幅減給され(年間1/3程度減りました)、問い合わせると逆ギレする社長とは一体なんなのか。

とてもこの社長の下で定年まで働く気にはなれず、今より待遇が悪くなってもいいから転職したいと切望する。

それであれば自分の年齢も考慮して、行動するなら早いほうが良いと判断するに至った。

退職させないポンコツ職場

退職の意向を伝えたのはこのあと数日してから(対面では取り合ってももらえないため)メールにてこちらの意思を送付するも返信はなし。

特に何も変わらないまま2・3ヶ月ほど過ぎてしまったため

どうなっているのか(対面では取り合ってももらえないため)再度メールで訊いたところやはりというか、返信はなし。

さらに半年ほど経って再々度メールを送付。あまり無視するなら労基(労働基準監督署)に相談する旨を記載すると

月の半ばごろに突然「引き継ぎしておけ」と対面で言われ、その月末に退職することに。

このやりとり一つとってもこの会社には残るべきではないなと、改めて自分の判断は間違っていなかったと実感する。

さらに、自分の退職の件は可能な範囲で取引先には伝えない方針のため(保ちたい体面があるのだろう)、
担当が変わります(ということにした)連絡で、そっと仕事から幕を引くカタチに。このやりとり一つとっても、、、、同上、ポンコツすぎる。

蓄えもない。転職の書類選考も通らず、、でも転職成功。

元の会社には(正社員でしたが、、)退職金や有給などの制度はなかった。

退職後は家賃など、どうしてもかかってしまう生活費の支払いもあるため、あまりブランクを長く取れる余裕はない。

いわゆる失業手当を順番待ちしている余裕も、恥ずかしながらあまりない。

当初はバイトでもしてつなぎながらじっくり再就職先を探そうかと呑気に考えていたが、前述したように、あまり悠長に構えていられるほどの蓄えもなく、結局は必死に転職サイトを複数登録し、めぼしい企業には次々資料を送付していく、という日々が始まる。

現実はなかなかに厳しく、書類選考でことごとく落選し、面接にたどり着けたのはほんの数社だった。

それでも面接までたどり着けたその数社からはほぼ内定をいただけたため、より仕事内容と待遇の良いところを僭越ながら選ばせていただき、めでたく再就職となる。

コロナ禍で感じた周りからの支援。この恩は必ず返します。

再就職までは、転職活動をはじめてから3ヶ月ほどかかってしまった。いや、3ヶ月で良かったと考えるべきかもしれない。

転職活動の際は、経験してきたキャリアや仕事内容にこだわるとなかなか見つからなかったため、

今までとはまったく違う業界に飛び込んでみたところ、運良く結果がついてきた。

過去の経験を他業種に活かせる道もあるのだと発見することができた。
この間ありがたかったのは家族や身近な人の支えである。

兄も私も地元から離れて働いており、このコロナ禍で帰省もままならなくなっていたが、

リモート帰省や電話などでのコミニュケーションを却って頻繁に取るようになっていた。

今回の退職に際しては意外にも家族の誰からも反対されることなく、むしろ応援され、心強かった。

同居しているパートナーもこのご時世だというのに退職・転職に理解があり、
再就職先を探している間はお財布事情を考慮してくれたり、話を聞いてくれたりしたおかげで
書類送付した企業からの「残念ながら。。。」の連絡ばかりが続いた日でもそこまで気が滅入ることもなく 「次だ次!」と、気持ちを切り替え、乗り越えることができた。

この借りは、いつか必ずお返ししようと心に刻んでいる。

コロナ禍で解雇・退職で困っている方へ

コロナ禍での状況の変化はなかなか厳しい。 

私の場合のように、今までうまくいっていたのにコロナ禍で会社の経営状態が悪くなり、 人間関係までおかしくなってきた、という経験をされた方も中にはいらっしゃるだろう。

これまで見えていなかった人間性の負の部分が、経済的に追い詰められたことによりむき出しになるということだろうか。 

逆に言えば苦しい状況の中でも他人のことを考えて行動できるかどうかは、仕事に限らず社会の中で必要とされるスキルだと思う。 

残念ながら元の会社の社長から出てくる言葉はどれも冷たく、とてもこの先も一緒に働いていける気がしなかった。 

これを反面教師として、自分はそうならないように気をつけようと思う。 

簡単に説明すると、元の会社はいわゆる社長の個人事務所で、 構成としては正社員が私を含めて3人、あとは外部スタッフ数人の協力を経るというかなり小規模な会社だったため 社長の人間性はモチベーションに大いに影響していた。 

また、私以外の正社員2人のうち、1人は社長とお付き合いをされているため、私の言葉は届かないし 残る1人は新卒採用なのでまだ社会経験が浅く、会社に従順、という、なかなか寂しい環境だった。 
(余談だが打ち合わせ先の別会社の方々のほうが余程仲良くさせていただき、退職した今も連絡をいただいている) 

なので、退職・転職という選択肢は早々に決断できたが、もう少し人数の揃った会社や、中・大企業などにお勤めの方は、 また違った選択肢があると思う。 

可能であれば別部署に異動願いを出し、新たな環境でスタートするのは、転職するよりもはるかにリスクが低く、オススメだ。 

実際、以前勤めていた企業(従業員数2,000人ほど)では、よく見られた対策である。 異動が無理だとしても、同じ考えを持つ人をみつけて語り合うだけでも気持ちに余裕が出てくるだろう。 

また、ストレスとなる人をうまく避けながら仕事ができるのなら、そんなステキなことはない。 人数がいる会社の利点を大いに利用してほしい。 

私も同僚などがいる環境であれば転職まではしなかったように思う。
残念ながらそうではなかったのだ。 転職はあくまで最後の手段だと考えたほうが良いように思う。
(再就職ができたのは、本当に運が良かっただけだろうと、今でも思う。) 

私が遭遇した問題はたまたまきっかけがコロナだっただけで言ってしまえばよくある人間関係のトラブルの一つだ。 

仮にコロナが関係なかったのだとしても、うまく行かない人との関係に悩んでいる方の解決方法は結局同じなのではないだろうか。 

少しでも私の体験が役に立つのであればぜひ参考にしていただき、このコロナ禍を一緒に乗り越えていけたらと願う。

 

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