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今日の退職の瞬間は、女性 銀行員 hina さんの退職の瞬間です。
退職時の状況
年齢:30代 性別:女性 退職時の年収: 200万円 現場:地方銀行 支店の窓口対応
目次
1:上司からの指示になっていない指示
2:退職の瞬間 (支店長からの圧力)
3:会社からの評価を守るための慰留
4:この記事にたどり着いた方へ
目次
Contents
1:上司からの指示になっていない指示
私が地方銀行に採用になったのは子どもを産んで再び社会復帰しようと就活をした時でした。 初めは子どもが小さかったので、本部の総務に配属になり特に残業もなく仕事をしていました。 その後支店に配属になりました。 その時窓口で仕事をするのは初めてなので不安でしたが、同じ窓口の方が教えてくれるから大丈夫、と聞き配属を受けて支店に行き、仕事をすることになりました。 直接仕事を教えてくれる方はとても忙しい方のようで、いつもバタバタしていました。 そして、直属の上司は私が配属になる少し前に支店での業務になったと聞きました。 それでも上司として質問ががあればその方に聞いていましたが、何度もざっくりとした返答や困ってしまい答えが出せないということがあり、私も対応に困ることがたくさんありました。
2:退職の瞬間 (支店長からの圧力)
そのようなことが繰り返される度に支店の窓口に行列ができてしまうことがあり、支店長が窓口対応の後ろに立ちこちらを見ていることが増えるようになりました。 そして、行列が引いた後にどうしたのかと聞いてくるようになりました。 それが誘導尋問のように圧力を感じるようなもので怖いと感じてしまうようになりました。 そんなある日応接室に呼ばれキツく言われることがあり、私の中で張り詰めていたものがふっと消えて退職しようと思い退職を決意しました。
3:会社からの評価を守るための慰留
その後退職をしてから仕事が無くなるのは困ると思いハローワークに行き就活を始めました。 運良く、次の仕事が決まり、その連絡が来た次の日に退職したいということを伝えました。 退職者を出すと上司の評価が下がると言われていたため理由などを聞かれたり、退職を引き止めるようなことを何度か言われました。それでも私の気持ちは変わりませんでした。 そして、無事に退職することが出来ました。
4:この記事にたどり着いた方へ
退職後は新しい職場で働くようになり、前の職場より環境がよく、とても満足しています。 時々前働いていた場所を通るとドキドキしたりしますが、退職して良かったと思っています。 ・まともに指示ができない上司(背中を見て憶えろ的な?) ・窓口対応の仕組みを変えられず、私個人に責任を寄せた。(仕組みの"不具合"を個人の"不具合"と誤認) 日本企業の悪しき慣習が残った典型的な企業でした。 退職を決意する前は、今の自分が置かれている環境が全てだと感じてしまいます。 本当はいろいろな環境があるんだと思うことが大切です。 退職しようとするあなたに対して、逃げていると言ってくる方もいると思います。 まずは3年勤め続けるべきだ(石の上にも3年?) 日本企業の悪しき慣習が既に制度疲労を起こしている状況で、 3年もそんなポンコツ会社にいたら、心が壊れてしまいます。 あなたの心が壊れても、ポンコツ会社は責任を取りません。 (心が治って復帰したとしても、出世コースからは外れています。) 今、あなたが大切にすることは、 "逃げている自分"であなた自身を守って生き残ることです。 あなた自身を守れるのは、あなた自身です。