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今日の退職の瞬間は、介護職員 S.Aさんの退職の瞬間です。
退職時の状況
年齢 20代 性別 男性 退職時の肩書 契約社員 退職時の年収 150~200万 現場 福祉介護施設
目次
1:上司からの評価が異常に低いと知ったとき
2: 自分の仕事能力が異常に低かった
3:鬱になって休養した
4:この記事にたどり着いた方へ
目次
Contents
1:上司からの評価が異常に低いと知ったとき
私は障碍者福祉施設の職員として働き始めたものの、すぐに挫折することになります。 指先が異常に不器用であったため、戦力になるのは難しい状況となりました。 障碍者施設では、利用者の面倒を見ることを求められるのですが、マルチタスクを苦手としていました。 それゆえ、利用者を野放しにするといった失態を犯してしまうことになります。 上司からは当然のように怒られました。
2: 自分の仕事能力が異常に低かった
電話応対についても、うまく対応することができず、相手方を怒らせてしまいました。 そのことで、会社側から電話応対NGという評価をされてしまうことにあります。 上司から説明があるのですが、理解したつもりで終わってしまいました。 このことについても、指摘を受けることになります。 指先・器用が残念すぎるレベル、利用者を野放しにする、電話応対もできない、 言われたことをきっちりと理解できていないというまるで戦力にならない状況でした。 そのこともあって、 上司から「何も言われなくなったら、君との契約更新はない(試用期間で契約打ち切り)」 ということを伝えられました。 このときに、自分は仕事の役に立っていないということをはっきりと認識させられました。
3:鬱になって休養した
その後も失敗を重ねたことにより、 出社すればミスを指摘され、出社に恐怖心を抱くようになり、 精神状態がおかしくなってしまいました。 会社からは退職時に休職の話があったものの、 冷静な判断をできなくなっていたため、そのまま退職してしまうことになります。 その後は鬱で療養することになりました。
4:この記事にたどり着いた方へ
向いていないことを長く続けない方がいい、 この一言に尽きます。 体が悲鳴を上げてからでは、私の休職、退職の選択のように、正しい選択ができなくなってしまいます。 (休職状態の方が傷病手当てや労災保険が適用される可能性があるからです。) ただ、 人間には向き、不向きがあります。 あまりにも向いていない場合、すぐにやめた方がいいかもしれません。 自分が悪いと分からない場合、極端な被害妄想に陥るようになります。 過去の失敗があまりにも大きすぎると、次の職場においても引きずりやすくなります。 引きずるほどの失敗を抱える前に、視点を変えることも必要だと思います。