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20代 女性 飲食店 ホール 正社員 自殺未遂まで追い込む飲食店 ブラック職場編(退職済み)

今日は20代 女性 Lamo さんの ブラック職場です。

年齢:20代
性別:女性
現場:自殺をしたくなるまで追い込まれる飲食店 オープン・クローズまで、ワンオペ営業
現在:自殺願望を持つように追い込まれ、退職を決意

目次

1:ブラック主犯は、店舗店長
2:犠牲者は、私の知っている限り4名
3:ついに自分も。首吊り用のロープを購入
4:この記事をご覧になった方へ

目次

Contents

1:ブラック主犯は、店舗店長。ワンオペ常態化も、それがフツーな”普通ではない”職場

主犯:
店舗店長

制度:
通常であればホール担当は2〜3人体制で、2〜3交代制。1時間休憩あり。

しかし、勤務していた店舗は新人が入ってもすぐ辞めるので常に人手が足らない為、1日中1人(ワンオペ)でホール勤務が多かったです。(朝の開店〜夜の閉店まで14時間1人勤務、休憩なし)(キッチン担当も同様)

忙しいと無理やりサービス残業・またはサービス出勤させられます。

また、人手が足りないからと、休みの日も携帯に電話がかかってきて、すぐ出勤しろと命令されます。
親族の結婚式に出席していて無理だと断ると「嘘ついてるんじゃないか、今すぐその結婚式の写真を撮って送ってこい」と、言われます。

暴言:
「(ワンオペは無理があるので新たに雇うか応援を呼んでほしいと言うと、)うちの店では1人で仕事が出来て当たり前」
「こんな簡単な仕事も出来ないなら、他の職場でも無理」

2: 犠牲者は、私の知っている限り4名。

私が知っている限りでは、4人の被害者がいます。

Aさん(20代:女性)
 →無断欠勤が1週間続いた後、両親と共に店長と面談し、退職扱い。

Bさん(20代:女性)
 →無断欠勤・連絡が取れない・家に行っても誰も出てこないことから、両親に連絡→精神的に限界ということで退職扱い。

Cさん(20代:男性)
 →店長からの度重なる暴言に耐えきれず鬱になり、精神的に限界でこれ以上は勤務できないということで退職。

Dさん(30代:女性)
 →過労により精神的に病み、自殺未遂。その後、退職。

3:ついに自分も。首吊り用のロープを購入

度重なる暴言から食欲不振になりました。

ワンオペ勤務が多く、体が疲れすぎたことで、固形の食事を受け付けなくなったのです。

空腹感が薄く、スープ・おかゆなど水分の多いものしか喉を通りませんでした。

十分に食事が摂れないことから、体重がひと月で10kg落ちて生理が止まりましたし、頭が回らずぼーっとしてしまうことも増えました。

歩くと5分程ですぐ疲れてぜいぜいと息が荒くなる程、体力が落ちました。

また、仕事のことを考えると動悸が激しくなり、眠れず、不眠になりました。

徹夜で仕事へ行って1〜2時間だけ仮眠を取って仕事へ、といった日々を繰り返していました。

病院へ行く気力・体力・時間の余裕がないので、診察は受けられませんでした。

一番困ったのは、自殺願望が出てきたことです。

職場へは電車出勤だったので、「朝のこの時間帯のホームに飛び込めば死ねる」など、死に方を頻繁に検索したり、首を吊るようのロープを買ったりしてしまいました。

被害を受けた期間は1年間です。

勤務2ヶ月目から食欲不振・不眠症状・自殺願望が出ました。

4:この記事をご覧になった方へ

ブラック企業を辞めたいのに辞められない人は、
「仕事を辞めると言ったら、相手がどんな反応をするか分からなくて怖い」
と感じるから、辞められないのだと思います。

私もそうでした。

 「店長には住所も電話番号も知られているから、辞めると言ったら家まで来られたり、SNSで個人情報を晒されるんじゃないか」
「辞めると言ったら店長からどんな暴言を吐かれるか分からない」
「勝手に仕事を辞めたからと、訴えられたり損害賠償を請求されたらどうしよう」

と、悪いことばかり想像してしまい、仕事を辞めることが出来ませんでした。

 また、店長から何度も何度も
「誰でも出来る当たり前の仕事が出来ないお前は役立たずだ」
「簡単な仕事も出来ないお前なんか、ここを辞めて他の職場へ行ってもやっていけない」
と言われたことで、

「今の仕事を辞めても私なんかを雇ってくれる職場なんかない」
「転職先がまたブラックだったらどうしよう」

と、自信を失くしていたのです。

しかし、ある時、耐えられなくなり、退職願を郵送して仕事を無断欠勤しました。
何度も店長から電話がかかってきましたが家に来られることはなかったです。
また、電話に出なくてもSNSに個人情報を晒されるなんてことはなかったです。
訴えられるとか、損害賠償の請求もされませんでした。

その後、本社の人と話し合いがあり、どうしても辞めたいならと、退職を認めてもらえました。
 「仕事を辞めたいけど、相手の反応が怖くて辞められない」と思っている人は、郵送で退職願または退職届を出してみてください。

相手はこちらを舐めてかかっているので、「あなたの思い通りにはさせない」という強気な態度を取ると、面倒くさがってこちらに構ってこなくなります。

それに、暴言で無理やり従わせようとするのは一種の洗脳ですし、今の職場以外にも、仕事はたくさんあります。

転職先もブラックかどうかは、その職場に入ってみなければ分かりません。
「仕事を辞めたい」と言った後の反応も、実際に言ってみなければ分からないものです。

色々とネガティブな想像をしてしまい、仕事を辞められなくなっていると思います。
しかし、まずは「辞めたいと言ってみる」「退職届を郵送する」「転職活動してみる」の、どれでもいいので、実際に行動に移してみてください。

まずは、退職届の用紙を買ってくる、それだけでもいいです。
小さな行動をしてみてください。
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