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30代 女性 総合病院 看護士 モンスター院長が運営するブラック病院

今日は30代 女性 看護士 にこさんの ブラック職場です。

年齢:30代
性別:女性
現場:総合病院 看護士 
現在:ブラックすぎる職場のため退職 

目次

1:ブラック主犯は、院長
2: 被害者は、3人。1人は妊婦だった。
3:私は逃げ切った。でも助けられなかった。
4:この記事をご覧になった方へ

目次

Contents

1:ブラック主犯は、院長

日勤業務を終えた後、拘束業務が翌日の朝まで続き、最大24時間連続で働くことも稀ではない状況の中、いじめが横行し、人の命を左右する責任ある業務を強いられるという、まさにブラックの極みの総合病院。

主犯:院長

制度:過酷な日勤業務の後、翌朝までの拘束業務のため、頻繁に呼び出しがあり、最大24時間働くこともあった。もうろうとした意識の中で人の生死を左右する決断と処置を行うことの恐ろしさに気が狂いそうな思いで仕事を続けていた。

暴言:高い給料を払っているのだからあたりまえ。嫌なら辞めてもらってもいい。変わりはいくらでもいる。

2: 被害者は、私を含めて3人。

少なくとも3人の被害者が存在しておりました。

Aさん(20代:女性)→無断欠勤したため行方を捜していたところ、踏切のあたりで呆然と立ちすくんでいるところを発見された。うつ病と診断され退職に至る。 

Bさん(30代:女性)→妊娠中だったが、いじめによる心身の疲弊により、ふさぎ込むことが多くなった。最終的には流産しかけて休職に至った。 

Cさん(50代:女性)→熱意をもって仕事に取り組んでいたが、心が折れてしまい早期退職。

3:私は逃げ切った。でも助けられなかった。

過酷な勤務が続く中、スタッフのストレス解消は「弱いものいじめ」だという最悪の状況で、身体だけでなく、心まですさんでいったような気がします。

いじめの内容もスタッフ間だけに被害が及ぶものならまだしも、患者様の大切な薬や高額な医療用品をゴミ箱に捨てて、その罪をきせるなどといった悪質極まりないものばかりで、いつ自分がターゲットになるか怖くてたまらず、いじめられている人を助けてあげる余裕もありませんでした。

犯人探しはうやむやになり、逆に「お前が犯人なのでは」などと疑いをかけられる事態に、何のために仕事をしているのか、まったくわからなくなる毎日でした。

すでに退職しましたが、いつ大きな医療事故が起こっても不思議ではない病院がまだ存在していることに改めてゾッとする思いです。

こんな病院に、自分の大切な命を預けている患者様がお気の毒です。

4:この記事をご覧になった方へ

ブラック企業のトップの人間は、病院(会社)がダメなのではなく、あなた自身がダメなのだというメッセージを送り続けてきます。

「ここで頑張れないのなら、辞めても他にいくところはない、他の職場では通用しない、なぜなら、あなた自身がダメな人間だから」などという誤った情報を信じ込まされてしまうのです。

私もブラック病院で働いていた頃は、半ば洗脳されたような状態に陥り「もっと頑張らなければ」という思いに捕らわれ続けて、がむしゃらに働いていました。

ある日、他の病院で働いている看護師仲間に「あなたの職場はぜったいに危険だから一日も早く辞めた方がいい」と説得され、やっと目が覚めたのです。

あのまま働いていたら、大きな医療事故を起こして、病院自体に助けてもらうことも出来ず、責任をおしつけられ看護師免許を失う事態に至っていたかもしれないと思うと、ゾッとすると同時に、その看護師仲間に感謝したい気持ちでいっぱいになります。

現在は、きちんとした制度が整う、素晴らしい環境の病院で働いており、精神的な安定が良い仕事につながるのだということを改めて実感しています。

どうか、ブラック企業に洗脳されてご自身の視野を狭めてしまい、可能性をとざしてしまう事態に陥らないように、誰かに助けを求めて下さい。

きっと客観的な視点とアドバイスで、あなたを悪質なブラック企業から救い出してくれる人がいるはずです。

良い職場環境を求めることは決して逃げることではありません。
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