今日は30代 オフィス機器営業 com さんのご紹介 ポンコツ職場です。
年齢:30代 性別:男性 退職時の年収:ナイショ 現場:オフィス機器 営業 現在:2020年のコロナ渦中で退職
目次
1:出社必須の社員が可哀想だから、部署全員出社
2:実は役員は既にリモートワークしている
3:部長が独り出社を避けるため、部署全員が命懸けで来ないといけない
4:リモートワークが当然な友人の状況・家族の看病を考えて退職へ
5:リモートワークが推進されている同業他社へ転職決行
目次
Contents
1:出社必須の社員が可哀想だから部署全員出社
リモートワークを阻む主犯 営業部長 制度:出社しなければならない社員がいる以上は全員出勤すべきと主張している。 出社が必須な社員がゼロになるまでリモートワークにはしない。 暴言:リモートワークを認めると出社が必須となる社員だけが損をするからしない。 ザ・ジャパニーズな全体主義の前時代な会社です。
2: 実は役員は既にリモートワークしている
業務内容として他社へのヘルプデスクが含まれるので、元々社内にはVPN環境があるためにリモートワークを進められる会社環境にあるはずです。 しかし、部長を筆頭とする複数人の管理職のITリテラシーが低すぎて、リモートワークの状況で管理職としての責務が果たせない状態となることを危惧して強硬にリモートワーク導入を反対しています。 取引先との受発注はメールによる発注が進み、FAXのクラウド化が行われているので自宅であっても管理職が決済を行うことは本来なら可能なはずです。 実際に社長や副社長といった更に上層部は複数の会社役員を兼務しているために、既に実質的なリモートワーク状態を10年前から行っています。(他社に出社しているので、自社には出社していないから)
3:部長が独り出社を避けるため、部署全員が命懸けで来ないといけない。
もし仮にリモートワークを実行に移した場合には、社員の8割がリモートワークを進められる環境を構築可能であって、出社を余儀なくされる社員数は管理職と経理部門の一部社員のみとなるはずです。 部長は自宅に光ファイバー回線引き込みすら行っておらず、急にリモートワークを推奨されると自分だけ出勤を続けなければならないことに不満を持っていて、どうにかして邪魔をしたいと考えられます。 また、日常業務においてもPC操作で不明点がある場合には、近くのデスクにいる社員へ操作方法を聞いている現状から考慮して、リモートワーク導入によりPC操作を教えてもらえる社員が近くにいなくなることに対して不安があるはずです。 このため、部長本人及び複数名の管理職がリモートワーク導入により管理能力不足を露呈するキッカケとなるため、本来ならばリモートワークを行える職種及び環境構築可能な社員が揃っていても導入に至らないわけです。 一方、社長及び副社長は他社との兼任をしている現状があるので、実質的に毎日出社している部長以下の管理職へ強くリモートワーク導入を命令すると、逆に役員側の出社日数を増やすように突き上げられてしまうことを恐れています。 なぜなら、現在の部長及び課長はかつての創業家出身役員が占めているからです。
4:リモートワークが当然な友人の状況・家族の看病を考えて退職へ
私は、このポンコツ職場を既に退職しました。 2020年4月の1回目の緊急事態宣言が発出された際に、同業他社ではリモートワークが導入されていて大学時代の同級生も大半がリモートワークとなりました。 その話を聞き、勤めていた会社の遅れ、将来をともにしていくことを非常に危機感を持つようになりました。 また義理の父が1型糖尿病を抱えていて、妻が時折病院付き添いを行わなければならない状況にあったので、安全性を考えてクビになるくらいなら転職を先にしてしまおうと考えたわけです。 休職扱いを求めても了承されることがなく、失業期間があることを覚悟した上での退職を行った結果として、辞職という扱いでどうにか退社することができました。
5:リモートワークが推進されている同業他社へ転職決行
コロナ禍が長期化すると予想されていて、今後の働き方としてリモートワークが増えることが当たり前になると考えたので、最初から管理職がリモートワーク導入に積極的な同業他社へ転職することにしたわけです。 実際に競業避止義務違反へ問われないようにするため、入社期間を退社から半年後とした上で失業期間中はスキルアップへ取り組むことにしました。 先に取引先経由で転職先へ話を通しておき、重宝されるスキルがどれなのか事前に教えてもらうことで転職後に年収アップを目指すことにしたわけです。 資格手当を取得するまでの余裕は無いものの、取り扱えるプログラミング言語を1つ増やしておくだけでも次回の資格試験取得に向けて準備を行えます。 今まで大学卒業後入社してから突き進んできたわけですが、じっくりスキルアップのみに専念できる時間を作れたことは、転職をする上で今後の人生を見つめ直すキッカケとなりました。 転職後はかつての上司が行っていた業務を含めて仕事の範囲が広がったものの、出社は月に2回程度で抑えられることから、次は郊外への転居を考えて物件探しを行っている状況です。 リモートワークの導入により必ずしも勤務先の近くへ住む必要が無くなったことから、通勤時間が無い分だけ自由に使える時間が増えたことは確かです。