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30代 女性 コロナ禍に命をかけて郵便物とハンコを取りに行く 私の職場(退職済み)

今日は、コロナ編になります。30代 人事 事務職 com さんのご紹介 ポンコツ職場です。

ポンコツ職場を脱出した方です。

年齢:30代
性別:女性
退職時の年収:ナイショ
現場:一般事務 総務課人事係 (契約社員)
現在:2020年のコロナ渦中で退職 

目次

1:主犯は係長と非効率な業務フロー
2:コロナウィルスの蔓延中、郵便物とハンコをとりにいく。
3:コロナ禍でも働かないオジサンが作った令和の業務フロー推進
4:感染リスクを考慮して退職。予想通りコロナクラスター発生

目次

Contents

1:主犯は係長と非効率な業務フロー

主犯は職場の係長と非効率な業務フロー

業務は、発送すべき書類があることや、専門の事務処理のため、自宅でのリモートには対応できない。

電話応対もしなければならないので、それを考えたら交代勤務という形が一番妥当であろう。

要は、社内に誰かがいないと、業務が回らない非効率な職場だった、ということです。
そもそも、紙や電話など、令和の時代に、存在してはいけないツールがゴロゴロあったのです。

・紙 → PDFなどの電子対応。
・電話対応 → 転送機能やアウトソーシング、そもそも電話対応を受け付けない、という形が望ましい。

2: コロナウィルスの蔓延中、郵便物とハンコをとりにいく。

担当している業務は、個人情報を扱うことや、専門の入力などをしているために、パソコンを外に持ちだして仕事をすることが危ない。

ただ、そもそも令和の時代では、人事情報や個人情報をパソコンに置いておく、ということがあり得ません。
(人事情報は、外部接続可能だがセキュリティの高いクラウドに置いておくのが通常だと思います。)

セキュリティ対策などを職場が行なっていないため、余計にテレワークですら出来ない環境でした。

正規ではない私たちが、テレワークという手段でお仕事をすることになれば、社員の方や、上席の方々は、お茶汲みなどの雑用に対して、なんの対応能力もないため、リモートで不在にされると、自分たちがしなければならないことになります。

面倒な事務が生じてしまう、というクダラナイ理由で、コロナ禍の中、出勤が必要になります。
(そもそも、コロナ禍で来客を迎えるというのが、何ともセンスがありませんが。。)

会社に管理能力がないこともそのひとつで、何からどうしたらリモートに適切に移行できるのか、新しいことにチャレンジしようという意識改革ができていません。
前述の"クラウド"ツールなども営業が来ても、値段と効果が読み取れないため、ITツールに投資ができません。

また、未だに書類にハンコをおして、決裁をもらわなければならないスタイルで仕事をしております。
正社員の方も何かことあるごとに、ハンコをもらわなければならないです。
社員も業務をうまく回すためには、在宅という方法は選択されないできない、という状況です。
極端な話、コロナ禍でもハンコをもらうために、満員電車に乗っている、ということも現実に起きています。

職場に届く、大量の郵便物などの振り分け方が、上席はわかっていません。
そもそも、大量の郵便物が届いて、部署に振り分けても、部署が開封するのは、1週間後だったりします。
文字通り、コロナでも私たちは、命を賭けて、郵便物を取りに行きます。

3:コロナ禍でも働かないオジサンが作った令和の業務フロー推進

リモートにした際の福利厚生にたいして、予想していなかった問題なので、何の対応もできておらず、リモートで働いた場合にどんなふうに給与の振り分けなどがなされるのか、会社がおいついていないのです。

そもそも、出勤で業務対応とリモート対応の出勤で業務対応に区別があるのがおかしな話ではあります。

昭和的な価値観の方は、、リモートではなく、仕事とは、職場に出てきてするものであるという古い固定観念がいまだにあるのです。
まあ、働かないオジサンたちは、出勤が仕事ですので、しょうがないところもあるのですが。。

お客様からの電話が毎日沢山あるために、リモートでは対応できないません。
そもそも、この電話対応、専門業者にアウトソーシングすれば良いのに。。

必要な書類などは全て紙としてファイルされているため、いちいちそれを確認し、折り返すという流れが多いので、在宅で仕事をするわけにもいかない、令和の職場としては考えられない状況です。

今の業務フローでは、お客様自体にも迷惑をかけている状態なのです。
結果的に、紙、電話問い合わせによる折り返しでは、他社よりスピーディーに対応できていませんからね。
お客様の時間を奪っていることに気づいていないのです。

リモートをした際に万が一のトラブルが発生したときの、緊急で問い合わせができるようなところがまずないために、作業したくてもとても出来る状態ではない。

何でもかんでも、自分たちで電話をして、足をはこび、確認した上でのトラブル対応をする業務フローを組んでいないためです。

非効率であり、お客様に迷惑をかけていることに気づいていないのです。

4:感染リスクを考慮して退職。予想通りコロナクラスター発生

私はこの職場を退職済みです。

コロナが発生し、本当に沢山の部署から色んな問い合わせがあり、対応してきましたが、上司は電話も取らず、とにかく書類に追われてそれをさばくことで、精一杯であり、われわれ下につくものが、くたくたになるまで、対応を迫られました。

その中で、隣の係は、とても暇そうで、コロナだから休んでいいよと言われる始末。

おかげで、その分の仕事が倍になりましたが、誰も手伝える余裕がないため、これは危険だと感じていました。

コロナ対策としてのアクリル板も設置されていない中でひたすら電話と書類、押印作業におわれ、交代勤務とゆわれたものの、リモートができないがために、仕事はたまる一方で、休み明けに出勤するとありえない仕事の量と、電話の問い合わせがあり限界でした。

自身も感染リスクがある職場で働くということに抵抗があったことや、こんな状態だったので、退職することを選びました。

そのあと、クラスターが出たと知り、まさに自分がいたフロアでした。

本当に今考えたら、退職しておいてよかったと思っています。

もう少し、何がおこるかわからない世の中なので、リモートができる環境や、セキュリティの対策などについて、会社全体が理解し、すぐに対応できる状態にしておくべきだったのではないか。とずっと思っています。

この場におよんで、決裁のハンコがいるからとか、もっと電子決裁にするなどして、業務の効率化をはかるべきであったと思います。

業務量もただでさえ、多いなか、コロナにより、ありえない程の問い合わせ対応となり、みんなくたくたになって仕事をしていました。

他の係との温度差も激しかったです。

転職できる見込みは全然ありませんでしたが、家族からも感染の心配も散々言われていたので、仕方のない判断だったと思っています。

職場の東京では、2021年4月現在、緊急事態宣言3回目が出されましたが、
私の居たポンコツ元職場は変わらず出勤の模様です。
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