こちら、ご覧いただきありがとうございます。
今日の退職の瞬間は、介護職員 para さんの退職の瞬間です。
退職時の状況
年齢:28歳 性別:女性 退職時の肩書:介護事務兼介護スタッフ 退職時年収:160万-170万 現場:デイサービス
目次
1:やりがいのある職場に未経験の上司
2: 業務が理解できない上司に退職を決意
3:8年間をたった一言で。でも後悔はない。
4:この記事にたどり着いた方へ
目次
Contents
1:やりがいのある職場に未経験の上司
介護事務として入社し、人手不足から現場スタッフとしても働いていました。 忙しく毎日働く中でも、デイサービスを利用されている方の 笑顔や声をかけてくれる優しい言葉に何度も救われて続けられることができていました。 スタッフの入れ替わりが多い中で上司の移動も多く、 そんな中で介護経験がほぼない女性が直属の上司となったことが退職を考えるきっかけとなりました。
2: 業務が理解できない上司に退職を決意
その女性は介護経験がなく中途採用となった女性で、40代後半という年齢と周りに若い人が多いということから現場で仕事をサボリがちな人物でした。 年上ということもあり誰も注意できず、また上司と年齢が近いことから上司と話をしていることが多く見られ、気に入られた流れでデイサービスでのトップになりました。 案の定、仕事に積極的ではなく、パソコン業務を何度教えても理解しようとせずに最終的に丸投げ、現場が忙しくても事務所で入りびたる、営業と言って私用の時間に使うなど頑張っている自分が馬鹿らしくなる行動が多く見られました。 それでもデイサービスの事務作業のほとんどを任されていた責任から必死に仕事をしていた中で、「あなたがする必要って何?」と簡単に言われた一言に気持ちが崩れてしまい、一度崩れた気持ちを立て直すことができず、もう駄目だと退職を決意しました。
3:8年間をたった一言で。でも後悔はない。
あまりにも些細な言葉で傷ついたことに自分自身でも驚きましたが、それだけ抱えていた仕事や上司の存在に限界を感じていたのだと思います。 8年続けていた職場であり、役職も付いていたことからなかなか退職を認めてくれませんでしたが、これ以上続けていたら自分が壊れてしまうと必死に退職の意志を伝えました。 ようやく退職が決まってからも1か月間は引継ぎ期間として職場には行かなければならず、気まずい雰囲気が流れる中での勤務は本当にきつかったです。 ただ、1ヶ月のキツい期間がありつつも、1ヶ月以上の心の晴れた状態が続いたので、振り返ってみると退職は、正しい決断だったと思っております。
4:この記事にたどり着いた方へ
退職を決めるきっかけは人それぞれで、自分の気持ちを我慢してまで続ける必要はないと感じます。 任せられた責任感からいつの間にか自身の気持ちを二の次にしてしまっている人は多いと思いますが、少しでも現状に疑問を持ったら自分の気持ちに向き合う時間を持ってみてください。 ゆっくり考える時間を作れば、あなたの心から訴えがあると思います。 私の場合は、最寄り駅の1つ手前で散歩して、考えておりました。(イヤホンなどしてはダメですよ) 特に深夜の帰宅時に心の声が聞こえてくることが多かったです。 退職は逃げではないし、自分を責める必要はありません。退職は新しいことに出会うチャンスだったと振り返ると思えます。苦しさを我慢しないでください。