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今日の退職の瞬間は、受注生産管理 sala さんの退職の瞬間です。
退職時の状況
年齢:20代 性別:女性 退職時の肩書き:一般事務 いわゆる平社員 退職時の年収: 250万-300万 現場:金属加工会社 受注生産管理
目次
1:入社1年目で感じたシンプルな思い。
2:昭和的価値観に囲まれた息苦しさ
3:転職活動の苦戦は改善で脱出
4:この記事を見た同じ悩みを持つ方へアドバイス
目次
Contents
1:入社1年目で感じたシンプルな思い
みなさま、初めまして。salaです。 私の入社した金属加工会社でのお話をお伝えします。 あと少しで入社1年という時に、この環境にいては気持ちが沈んだままだという思いに駆られました。 先の事はほぼ考えず、漠然と退職したいという思いだけです。 シンプルに、"辞めたい" と感じて行動しました。 「石の上にも三年」と言われる中、入社1年での退職は自分自身が1番抵抗があり、葛藤しながらも退職願望が勝ちました。
2:昭和な雰囲気に囲まれた息苦しさ
金属加工会社とあって男性が多く、中には気性の荒い方もいらっしゃいました。 罵声は日常茶飯事、感情的になると物が飛ぶ環境でした。 ・背中を見て仕事を覚えるべき。 ・女は男を支えろ。 そんな昭和的価値観に、心を痛め始めました。 少ない女性の中には経営者の親族もおり、同じ事務員でも明らかな差別があり、 何かとやりづらい雰囲気にも息苦しさを感じました。 当然のことながら、こんな状況は自力で環境を変えることなど無理です。 環境を離れるだけが、この息苦しさを取り払ってくれる、と気づき始めました。
3:転職活動の苦戦は改善で脱出
すぐに就職活動をしましたが、不採用はもちろん、実際の条件が違ったりと、なかなかご縁に恵まれません。 退職理由も息苦しさの説明をしても、マイナス評価をされるだけですからね。 自力で環境を変えられる、環境を作られる人員が欲しいから、転職先の企業も私のような者をスタッフは嫌厭します。 (ただ、実際私の居た金属加工会社の状況を変えられる人など、いないと思いますが。) この息苦しさを説明しても、ただのボヤキ、逃げと評価されることに気づき、 たまたま市町村主催の就職講座を受けたところ、転職活動の進行状況が変わり始めました。 話し方等の修正をした後に受けた会社で、すぐに採用が決まりました。 再就職先は温和な社風で居心地が良かったです。 結婚で遠方に引っ越すまで勤務させて頂きました。
4:この記事にたどり着いた方へ
一般的にストレスを溜め込むのは良くないとされますが、 そのストレスが新しい未来を切り開くエネルギーとなる場合もあります。 世間一般では忍耐が重要視されていますが、心身を壊す程の忍耐は禁物です。 先を変えてみたいと思ったら、少し殻を破ってみましょう。 私の場合はストレスを感じる同族経営会社から脱するため、 まず行動し、修正しながら、再就職先を見つけました。 行動する前に色々考えても、 ストレスを考えている点や腹が立つことが反芻・繰り返されるだけで ストレスが加算されるだけです。 まず動きましょう。 退職・転職活動をした結果に、今の会社に戻ってくることも可能なのです。 素敵な未来はあなた次第です。