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30代 女性 総合病院勤務 看護師 過労で療養中に退職を決断

こちら、ご覧いただきありがとうございます。

今日の退職の瞬間は、総合病院勤務 看護師 KKさんの退職の瞬間です。

退職時の状況

年齢:30才
性別:女性
退職時の肩書き:主任
退職時の年収: 600万 
現場:夜勤を月に数回行う看護管理者

目次

1:主任業務が追加
2:看護師業務と管理業務
3:過労で出来た人生の振り返り
4:この記事みた同じ悩みを持つ方へアドバイス

目次

Contents

1:主任業務が追加

私が仕事をしていたところは、地域での有名な総合病院です。

そこでずっと、看護師で勤務していくことを考えていました。

しかし、楽になるのかなと思っていたところ、年々忙しくなるのです。

そんな中、28歳の時には、その部署で主任をすることになりました。

2:看護師業務と管理業務

すると、

・看護師としての看護師業務
・主任という立場での現場の管理業務

の両方の業務を並行して行うことになり、

最初はそれでもなんとかできていました。

しかし年々、このままここで働くことが出来るだろうかと心配になったのです。
管理者として現場で働くのは、とても辛いのです。

同じように勤務をして、時間外で管理者としての仕事があります。

世間平均よりは給料がいいので、それでも我慢をすることができていました。
これだけもらっているんだから我慢をして当然と思うようにしたのです。

しかし30歳になり、その気持ちがだんだんと薄らいで行き、転換点が来ます。
病棟で勤務中に過労で倒れてしまったのです。

3:過労で初めて出来た人生の振り返り

療養後、人生について振り返りました。

ご説明した通り、管理業務と看護業務に忙殺され、振り返りができていませんでした。

 "看護師が不健康って正常?"
 "過労になる職場は自分で変更できるのか?"

答えは、オールNO。

給与よりと健康と時間を選択し、業務量を減らすため退職、違う医療法人へ転職しました。

4:この記事にたどり着いた方へ

心と体は別物です。

人の健康を管理する看護師が不健康、というのは、正常な状態ではないです。

そして、その不健康を作ってしまう業務フロー・職場環境は、
あなた一人の心持ちや業務改善で治ることは、可能性としてかなり低いです。
同じように退職に関するページを見てご理解いただいているように、
多くは病院側のルールや制度設計に問題があります。

看護師として病棟現場にいるあなたは、ルールや制度設計の変更はできません。

過労で倒れて強制的に休暇を取らされている間、自分では変えられない事実を感じるようになり、
真剣にこのままでいいのかと考えるようになりました。

そこで考えた結果、環境を変えるように決意しました。
退職をして次のもっと、同じ看護師ではあるのですが、楽に働けるところに転職をしました。

あなたも感じられている通り、病院という世界は、通常の企業よりも保守的です。(たぶんね)

悩んでいるあなたができることは、

 ・自分の体を大切にすること
 ・環境を変える選択肢を使う(or 使わない)という決断

だけだと思います。
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