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20代 学校職員 職場の格差社会で退職を決意

こちら、ご覧いただきありがとうございます。

今日の退職の瞬間は、学校職員 実習助手 N.Nさんの退職の瞬間です。

なお、実習助手の説明は、下記の通りです。

【実習助手 出典:Wikipedia】
実習助手(じっしゅうじょしゅ)とは、実験または実習について、教諭の職務を助ける(学校教育法第60条第4項)ことを職務とする学校職員のことである。 実習助手は、高等教育を行う学校(大学など)における助手や助教とは性質が異なる。

退職時の状況

年齢:20代後半
性別:女性
職種:実習助手(任期付き職員)
退職時の年収:450万円くらい

目次

1:退職という言葉が脳裏にかすめだしたとき
2:退職を決意した瞬間
3:決意してから
4:最後に、この記事にたどり着いた方へ

目次

Contents

1:退職という言葉が脳裏にかすめだしたとき

私は、実習助手という職業です。
多くの勤務先は小学校・中学校・高校になります。

公務員に準ずる任期付き実習助手も公務員同様に完全週休2日で、祝日も休み、残業は少ないと聞いていました。

が、、、
実際は配属先次第だということに、勤務後、3ヶ月目で気がつきました。

他の職場では、上記の通りで休みは充実し、平日も残業なしだったようです。

しかし、私の配属先は違いました。
朝は正式な勤務時間の1時間以上前から仕事が始まり、土日は交代出勤のため週休1日です。

平日の夕方は勤務時間内に仕事は片付きますが、
配属先での実習助手としての現場作業が終わると、別の業務が始まります。

これは、勤務地が替わるか、校務分掌から外してもらえない限り続く勤務時間外の仕事でした。

【校務分掌とは? 出典:イングリッス.com 】
校務分掌(こうむぶんしょう)とは、学校を運営するのに必要な仕事・事務を、手分けして受け持つことです。
簡単に言えば「職員間の係り分担」ということです。
https://englissu.com/segregation-of-duties/

また、勤務時間内に出来る内容の仕事もありましたが、
他の仕事をしにくい雰囲気で結局勤務時間外か休憩中にせざるを得ない状態でした。

そのような状態で1年2年と月日が経っていく中で、どうして自分だけという思いが募って行きました。

脳裏には常に退職という言葉が頭をかすめるようになりました。

2:退職を決意した瞬間

私は任期付き実習助手です。

毎年契約を更新します。ほぼ永年的な契約と言われています。

しかし、正規雇用者とは立場が違いますし、見下され蔑まわされた存在でもあります。

常に命令され、事あるごとに来年の契約はないのと違うかと嘲笑され、正規雇用者より仕事量が少ない、仕事が出来ないと罵られる存在です。

ある日、この理不尽さに言いようのない怒りが込み上げてきました。

実際、仕事量に違いはなく、拘束時間の長さは断然長く、若手は苦労して経験を積めと言われ
分掌の仕事も正規雇用者よりも多いこの現状が受け入れなくなりました。

本当に突然のことでした。

今まで見てみぬふりをして自分の感情と向き合ってこなかった代償なのか、
急激に仕事への情熱が失せてしまい、退職を決意しました。

3:決意してから

退職を決意し、意思表示をしてからは気持ちが軽やかでした。

ただ契約満了で辞めることにしており、正規雇用者には黙っていたので、残りの数ヶ月は退職する旨がバレないように細心の注意を払って生活するのは少し面倒ではありました。

バレると村八分になることが分かっていたので、ギリギリまで知られたくはありませんでした。

残り1ヶ月を切り正式に人事異動発表がなされるタイミングで退職が発表されました。

威圧的だった人たちから話かけられることもなく、逆に穏やかな生活ができました。

4:最後に、この記事にたどり着いた方へ

最後に、退職は思い切りが必要だと思います。

自分の心に問いかけて、本音と向き合い、
そして思い切りでなるようになると言わんばかりに退職の意思表示をしていけば、後はどうとでもなるなと思いました。

決して職場環境が完全に悪かったわけではありません。

良い人もたくさんいましたし、仕事内容も充実していました。

心と身体のバランスがとれているかが重要でした。
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