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今日の退職の瞬間は、インテリアデザイナー N.Aさんの退職の瞬間です。
退職時の状況
年齢:20代 性別:女性 退職時の肩書き:インテリアデザイナー 退職時の年収: 200万-300万 現場:店舗設計会社
目次
1:退職を考えるきっかけ (急な中国勤務依頼)
2:退職を決めた瞬間 (上司の理解できない発言に退職を決意)
3:退職後の状況
4:この記事にたどり着いた方へ
目次
Contents
1:退職を考えたきっかけ(急な中国勤務依頼)
店舗設計会社でインテリアデザイナーとして働いていた28歳の時でした。 自分の在籍していた部署の課長に話があるということで突然呼び出されました。 上司の怪訝そうな顔に何を言われるのかと少し不安に思っていると。 「4月から中国支社で勤務をしてくれないか。」 と言われました。 詳しく話を聞いてみると会社の意向で中国支社の社員数を増やしたいので、 社員教育と設計の仕事をするために私に中国で働いて欲しいとのことでした。 言われたのは2月でその年の4月から急に海外に行け、と言われたことに あまりにも急で驚きというよりも不信感を抱きました。 私はその年の6月に結婚する予定でした。そのことは上司にも伝えていました。 私の他にも同じ部署には先輩社員や同僚もたくさんいたのに、 ・自分だけが海外勤務の話を持ちかけられたこと、 ・とにかく急すぎると感じたこと という点から退職という言葉が頭に浮かびました。
2:退職を決めた瞬間 (理解できない発言)
退職を考えると同時に、新卒で入社して続けてきた会社であること や会社の都合で好きな仕事を辞めるのはどうかなど悩みました。 ただ会社のこれまでの待遇も急な部署移動やサービス残業など、 杜撰と感じる部分もあったのですが、 辞めることを意識したのは初めてではありませんでした。 結婚する予定の彼にもその件を伝えると、 海外勤務を断ってそのまま仕事を続けたらと言われました。 確かにそうだとも思っていましたが、 断った後の会社との関係性や居心地の悪さ、 私以外の他の誰かが海外勤務になることが私の責任と思われることなどが不安でした。 後日その不安を上司に伝えましたが、どうしても会社の意向の一点張りで、 しまいには結婚を延期したらどうかとか、彼も一緒に海外に行けばいいとか、理解できないことを言われました。 少し悔しい思いでしたが、 もう退職しかない とその時に決意しました。
3:退職後の状況
退職後は同じインテリア関連の会社に転職し、無事結婚もできました。 あのまま会社にいたらどんな理不尽なことになっていたのか、と今でも考えます。 自分の決断で進みたい道を選ぶこと、自分を守ることができました。
4:この記事にたどり着いた方へ
初めて就職した会社での退職を悩んでいる方は、転職できるかがとても心配だと思います。 ただ、転職では退職そのものよりも退職の理由が重要です。 しっかりと再就職の面接などで辞めた理由や自分の実績の話をすれば、 自分の経験が受け入れてもらえ不利になることはないと感じます。